ボランティアバス、出発!!
【ボランティアバス、日田市へ】
みなさんこんばんは。
ボランティアバスを運行しました。
今回の主催は、私が部長を務める
そして、熊本を中心に学生の支援や災害復興支援など様々な事業を手掛けていらっしゃる
一般社団法人フミダス
の共同主催でした。
ー熊本地震の時に助けてもらった、そのお礼を。
ー過去にお世話になった方のいる町の、役に立ちたい。
朝7時頃、様々な想いを抱えた学生が集まり、
社会人スタッフ含む12名が、
現地ボランティアセンターに到着したのは10時頃。(移動だけで2時間半超!)
そこから受付と職員の方によるオリエンテーションを終え、
10時半から現場での作業を開始しました。
作業の内容は
住宅裏の用水路に流れ込んだ土砂と岩の撤去。
これだけを聞くと簡単に聞こえますが、
現場となった住宅の裏は山。
作業スペースが非常に狭く、なかなか作業が進みません。
さらに、成人男性でも一人では持ち上がらない大きさの岩がいくつも。
そして曇り空の蒸し暑い天気が容赦なく体力を奪っていきました。
結局、作業を終えたのはボランティアセンターの決まりで撤収しなければならない
時刻の15時。
完全に片付いた、とまではいきませんでした。
それでも、作業開始時にあった土砂のかき出し作業は終えることが出来、
住民の方にも笑顔で
「ボランティアで来てくれたおかげで、一人ではできないことまでできた。」
「なにより、こうして若い人が手伝ってくれるだけで元気をもらえた。」
とのお言葉をいただきました。
今回、活動できた時間は10時半から15時の間の4時間半しかありませんでしたが、
それでも、少しだけでも日田の復興に貢献できたのではないかと思います。
ただ、以前も書きましたが
「復旧・復興は持久戦」です。
今後も継続的な支援が必要となってきます。
「自分にもできることがあるのかな?」
「少しだけでも、役に立ちたいな」
そんな思いを持った皆さん、ぜひ、ほんの少しだけ勇気を出してみてください。
貴方の助けを必要としている人は、まだまだいます。
「役には立ちたいけど、現地にはなかなか行けないな」
という皆さん、現地の情報を広めていくことも、一つの立派な支援です。
情報拡散をすることで現地に行きたい思いを持った人に一人でも多く情報を届けることが出来ます。
少しでも、一人でも多くの支援を、どうか被災地に。
そのために、私も今後も手段を模索していきます。
どうか、皆さんのお力を、被災地にお貸しください。
熊本から大分県日田市へ!!
【参加者募集!!ボランティアバスを運行します!】
連投です。皆さんこんにちは。
今回は皆様に緊急の告知です。
7/24(月)、ボランティアバスを熊本から大分県日田市へと運行いたします。
募集締め切りは7/21(金)午前までとなっております。
どうか、皆様のお力をお貸しください。
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【参加者募集!7月24日(月)日田市へのボランティアバス運行します!】
今回の九州北部豪雨で被害が大きい日田市にボランティアバスを運行します!
只今ボランティア参加者募集中!!
◆主催
一般社団法人フミダス
熊本県立大学ボランティアサークルMaple Leaves
◆スケジュール*大まかなスケジュールになります。
7月24日(月)
7時15分 県立大学近辺集合*場所は調整中です
7時30分 マイクロバスにて熊本出発~高速を利用して日田市へ
10時頃 日田市社会福祉協議会到着
ボランティア受付~グループに分かれてボランティア
16時頃 ボランティア終了
16時30分頃 日田市社会福祉協議会出発
19時30分頃 県大周辺到着・解散
◆参加費
無料
◆募集人数
最大18名*マイクロバスで向かいます
◆参加募集締め切り
7月21日(金)午前中。但し募集定員になり次第締め切りとさせて頂きます
◆参加申し込み方法
一般社団法人フミダスのメールアドレスに
ボランティアバスのお名前・年齢・所属・連絡先(電話・メール)
男女を記入の上、申し込み下さい。
MAIL info@fumidas-project.com
◆注意事項
・今回参加費は無料となりますが、ボランティアをするための服装や必要なものは
は日田市社会福祉協議会などのホームページ等を確認し各自で準備して下さい。
・ボランティア保険はできるだけ事前にお近くの社会福祉協議会にて
申し込みの上、参加下さい。
・日田市の天候によっては、日田市のボランティア受付が当日中止となる場合が
あります。その場合は運行中止もしくは延期となる場合があります。
変更等につきましてはその都度ご連絡します。
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動くということ。
【様々な、動き】
しばらく更新が止まってしまいました。
前回更新からの10日間、各地で様々な動きがありましたので今回はそのことについて。
まずは現地、大分県日田市では、
ついに特に被害の大きかった場所の一つ、
大鶴地区にボランティアセンターのサテライトが開設したようです。
これは、日田市にある日田ボラセンの中継地点のような役割を持ち、
大鶴地区内での活動支援を行っているそうです。
現在、この大鶴サテライトでは団体でのボランティアを受け入れており、事前申し込み必須とのことです。
先日の連休中に大分大学の大学生が主体となって
街頭募金活動をおこなったようです。
主体となっていた友人に話を聞いてみると、
「自分たちが住む同じ大分だからこそ、なにか少しだけでも力になりたいと思った。」
「非常に多くの人が募金に協力してくださって、現時点でも15万円もの金額が集まった。責任をもって現地に届けたい。」
と、言っておりました。
今週末(7/22.23)も大分市内トキハ前で募金を行うそうです。
近くに寄られた方はぜひ、ご協力をお願いいたします。
そして、お隣、震災の記憶もまだ新しい熊本でも、様々な動きが起こっています。
大分市と同じく連休中、
熊本の中心市街地でも募金活動が行われていました。
私自身も、7/16.17の二日間、
熊本市社会福祉協議会が主催する街頭募金活動に参加してきました。
非常に多くの参加者が集まってくださっていて、
地元の者としてとても嬉しくて、募金の呼びかけをしながら協力してくださる方が現れるたびにすこし泣きそうになっておりました。(笑)
このほかにも同日、2,3団体が街頭募金を行っており、
お話を聞くと
「熊本は地震の時に助けてもらった。今度は私たちが助ける番だ。」
と言って下さる方がいて、非常に心強く感じました。
まだまだ「復興」へとすすむには果てしないかのような険しい道のりが続いていきますが、
色々な場所で、色々な人が、それぞれの想いをもって助けてくださっている。
そのことを、改めて実感しました。
2日目の今。
【大分県日田市ボランティア活動】2日目。
皆さんこんばんは。
大分県日田市のボランティアセンターが開設して2日目の今日。
被害のひどかった九州北部は、雨、でした。
活動中止を覚悟しつつも、今日も朝からボランティアセンターへと行ってみると、
やはり、悪天候のため本日のボランティア活動は中止でした。
ボランティアセンターの職員の方にいろいろとお話を聞いたところ、
「朝からの雨がひどく、とても安全に活動できる状態ではない」ためとのことでした。
実際、朝から雨が音を立てて降っており、数日前の豪雨ほどではありませんでしたが、地盤の緩んだ今の状態から見ると十分に危険な状態です。
また、日田市内の被害の現状として職員の方がおっしゃるには、
「報道がなされている小野地区だけでなく、市内4地区でまだ立ち入っての作業が不可能な状態です。」
「今回の豪雨で、山あいの地区だけではなく、中心市街地のすぐそばの住宅街でも甚大な被害が出ているところがあります。」
「市内にある高校の一つの周辺にも、大きめの木材やがれきが流れてきており、まだまだ片付けるには人手が足りておりません。」
とのことでした。
さらに、人手が足りない状況ではあるものの、今週平日の天気予報は、
このように雨が続いています。
ボランティア活動をすることが困難になる可能性もあり、
現地の方々の戦いはまだまだ過酷を極めそうです。
加えて、連日の豪雨の影響で、正常な営業が出来ていないホテルなどもあり、県外からボランティアに来た方のための宿泊場所情報もまだ把握が済んでいないようです。
休日を利用して、また休みを取って泊りがけでボランティアに参加しようと思っていらっしゃる方は、日田市周辺の市町村に宿泊するとスムーズかつ快適に活動できるかもしれません。
(日田ー大分間のJRは現在、普通便が通常運行をしておりますので、天ヶ瀬駅や北山田駅、豊後森駅の周辺を探してみるのがオススメです。)
さて、明日私は一旦、大学のある熊本市に戻ります。
熊本で仲間を募って、大分・日田への支援をおこなう手立てを模索していきたいと思います。
大分から熊本へ、そして今。熊本から大分・日田へ。
【大分県日田市ボランティア活動】初日。
もともと大分県の生まれで、日田の高校に通っていた私は昨夜、普段通っている大学のある熊本市から、大分県へ戻りました。
連日ニュースで報道されている、大分県日田市の今を見て、何が必要かを見極めるために。
メインの動きは現地の情報をできる限り集め、大学を始めとした熊本に現地の状況、今後一週間後に必要になってくるニーズを伝えること。
そのためひとまず今日開設したばかりの社協ボランティアセンターに行ってきました。
今日のところは運営側の人手はなんとかなるとのことだったため、豪雨被害により浸水した家屋の片付け作業を現場で行うことに。
作業先が大きいお家だったため、12名の男女混成チームで作業に向かいました。
私はそのグループのチームリーダーとして、現場作業+チーム内の様子を見て作業や休憩の指示出しを行いました。
現場に着いてみてまず驚いたことは、住宅街のなかにあるお宅だったにもかかわらず、私の腰の高さより高いくらい(1mくらい?ちなみに私は身長175cmです。)まで水が上がった形跡があることでした。(ちなみに作業したのは豆田地区という、中心街からすぐ側のところでした。)
そして、お宅を管理している方からお話を聞いていると、もう一つ驚いたことが。
なんと、日田高校時代に同じクラスだった子の、ご家族が管理者でした。
「知り合いも、もしかしたら被害に遭っているかも。」
そんな心構えはしていたつもりでしたが、
現場入り初日に、まさか同級生のご家族に会うとは。
作業を始めると、そのお家での被害の大きさが顕わになりました。
家財道具は1階部分はほぼ全て壊滅。
水も当然床上まで上がっており、畳はおろか床板もそのままでは全く使い物にならない状態でした。
現場に持ち込んだ土嚢袋50枚もあっという間に使い切り、これが誰しもが普段なじみのある「雨」の結果なのかと考えるとゾッとする思いでした。
結局、1階の畳、床板を全て外し、冷蔵庫などの物品も破損していたため搬出しました。
ただ、そこまでしたところで一旦作業は終了。
というのも、作業をしようにも出来ないのです。
原因は、天候。雨や曇りが続くこともあり、家の中が乾かないとこれ以上何をしようにも作業が出来ません。
今日行ってみて、感じた今後の懸念としては
・平日の作業の手が足りるのかどうか
どうしても平日はボランティアが不足することに加えて、住民の方も現在もまだ仕事があり、平日は職場にいなければならない人も多いです。
・今後の天候
先程も書いたとおり、作業もあるていど進むと「乾かないとどうしようもない」状態に陥ります。
しかし、実際の天候はまだまだ暫くは不安定。作業は長期戦になりそうです。
このようなことが挙げられます。
ちなみに物資の需要ですが、
日田市内はコンビニ、スーパーなど営業しているところが多いです。
現状はまだ余裕がありますので、
「物資をすぐに届けたい!!!!」という方もいるでしょうが、
長期戦に備えて今しばらく気持ちを温めておいて頂きたく思います。